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幻燈ロンド 有馬感想(ぐだぐだ)

※有馬ルートのネタバレしかない※

 

 

 

 

 

一昨日ロンドの有馬ルート終わらせて、昨日から6の有馬ルートを見返して思ったのだけど。

ロンドの有馬がなんでわたしの中ですとんとしないって、帝都に残らないとこで、帝都を守るために戦うことしか出来ない男だって言ってるのに、言い方悪いけどお役目より梓を選んだところだなって思ったんですよ。
もちろん、最後はちゃんと帝都の行く末を見届けて仲間に託してきたとは言ってるけど。言ってるんだけど!なんかそこがしっくりこなくてもやがかかったままだったのね。
正直なところ、蛇神が化けた有馬と同じことを言ってるわけじゃん。
「俺もお前も役目は果たした。これからはただの男として、お前のそばに居てやれる」の結果なわけじゃん????
でも梓は、有馬さんはそばになんていてくれないんですよ。帝都のため、お役目のために自分の気持ちよりそっちを優先して、でもそんな有馬さんだから好きになったんです、なわけじゃん???
その有馬は居なくなっちゃったのかな〜〜って思ったわけなんですよ。

でも、よく考えてみたら、ロンドの有馬のテーマは〈梓の元に必ず帰って来る有馬〉だったのかなって、そうも思ったんですよ。
6本編の有馬は、約束しても果たせる保証がないから、梓に〈必ず帰って来る〉たぐいの約束はしてないんですよ。でもロンドは言ってるんですよ。必ず帰って来ることが愛したものの務めなんですよ。だから、帝都の未来を他の人に託してでも、梓を選んで梓の元に時空を越えてでも帰ってきたんですよ。つまりそういうことなんですかね???
そんでもってあくまでタイミングの問題であって、6でもED前にもしそういう約束をしてたのであれば有馬は同じ道を選んだのかなって。
結局芯のところはどちらも変わらないのかなって。
手袋イベントの時もそうだけど、ここでもやっぱり約束したって果たせないかもしれないから言えるわけがないって、根底にあるのは6と変わらない部分なのかなと。

なんか自分でも何言ってるかよくわからなくなってきたけど。
いや、いいんだ、自分を納得させるために書いてるんだ。。。。

6の有馬ルートが好きすぎてなかなかこじらせてる。。。けど、そう思ったらなんとなーーくなるほどーー。と思えるようになってきたかもしれない。
やっぱ空白の1年間(現実時間)の出来事の詳細欲しいな。作品アンケートに書けばいいのかな。うん、とりあえず、思ったことでした。

幻燈ロンド 有馬感想

 

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 有馬感想です。ネタバレしかありません。

 

 

 

 

 

 

幻燈ロンド有馬ルートおわりました!
あのひとつ言っていいですか????
現代EDなんだね!??!?帝都を守るために戦うことしか出来ない男だと言わせながら、現代EDなんだね??!!???あと、志は継ぐものだ、なんて、なんて都合のいい言葉なの〜〜〜〜〜〜とめっちゃ思った、でも有梓はどんなかたちであっても尊いと思う気持ちが120パーセントなのでこれはこれでひとつの有梓の運命の形なんだと思いました。ハイ。

6EDが秋冬に延びただけでやっぱり有馬は梓に秘めたる想いも持ってて、梓は有馬を尊敬してて、そのあたりは6のふたりとなにも変わらずで安心した!
愛宕山のイベントが最高潮だったかもしれない。お互いがお互いの未来や幸せなことをお願いしてて、有馬は有馬で故郷に帰りたがっている(だろう)梓を気遣ってるつもりなのに、梓はそんなにわたしに帰って欲しいんですか!って怒るの、安定の有梓かわいい。。。
ただ、ロンドの有馬は6よりは自分の気持ちを梓にぶつけてたかなって思った。
オペレッタに観に行くイベントは本当かわいいの極みだったな〜〜 あとあきべに連れて行かれるとはいえ、有馬もオペレッタ好きなのか〜〜っていうのが意外だったというか新しい発見だった。

ていうか、イベントでいつもこう、なんていうか、硬派??こないだのイベントでいえば、俺様執事の台詞が片言だったり、あとは恋愛ごとには疎すぎ、みたいなところ目立つけど、贈り物のところとか一緒にごはん行くイベントとか見てると鈍いだけで、それなりにふつーーの人(?)っていうか言い方見つからないけど、言うほどだな。って感じなのを再確認した感じだった。

ルートの話に戻すけど、縁組のはなし、コロッケも結局そこまでそのあと引きずらず、縁組も断ったよってなったから、あーよかったよかったってしてたらまさかの戦死の原因お前か!って感じで、縁組断られた腹いせが原因だったから、やっぱり女がらみのシナリオはヒヤヒヤしてしんどい。
あと戦死ね、いや、そんなあっけなく???死ぬ???え???死んだの???って唖然としてたら梓がもう時を遡ってた。びっくり。
遠征に赴くっていうのも軍人って設定ならではの話だなって思った。やばい、話がとっちらかりすぎてる。

う〜〜ん、うまくまとまらなくて困る。。。

そもそも戦地に赴く原因も、呪詛の解除の仕方を教えてくれるからっていう交換条件のためにのんだわけであって、それって千代のためじゃん??仲間のためなわけじゃん、大きくとると帝都のためなわけじゃん。
言い方悪いけど、それをのんだら自分は梓のそばに居られなくなるし、梓を幸せには出来ないし、ましてや自分は死ぬかもしれないし、梓とまた会うことすら出来ないかもしれない。
で、これが有馬から一方的に梓を想ってるだけなら、まあ、うん、本人がいいと思うなら。。という感じだけど、梓の気持ち知ってて、これをのむんだから、梓<仲間・帝都なわけじゃないですか。もちろん仲間には梓も含まれるし、千代がもしいなくなったら梓が悲しむ=梓が幸せななれない、みたいな式が組めたのかなあってことはわかるんだけど、なんか、それがすっごく有馬らしいっていうか。。。
それでいて、そばにいれないし幸せに出来る保証もないし、すまない高塚って言える有馬一ってなんなんだろ。。。。
そういう有馬だから梓は好きになったんだけどさあ。。。

とりあえず後半スピード展開すぎてあたまが全然追いつかなかった(笑)
告白して→デートして→戦地へお見送りして→藤堂のせいで仲間割れさせられて→有馬が戦死した連絡きて→時空遡って有馬が戦死する原因になった部隊から外してもらって→藤堂出し抜いて→藤堂が戦地に行ったから有馬助けに行く、、、こんな感じ??(笑)

有梓以外の部分で触れると、藤堂の星の一族節はうっかりネタバレ踏んでたのでびっくりしなかったんだけど萬は。。びっくりしました。。。萬。。。敵かよお前。。。ドクター呼びすき。
あとやっぱ黒蓮は嘘だったのねw
藤堂の話聞いてたら突然遙か5みたいになったなーって懐かしくなった。崇くんみたいなもんだよね?あいつっていうのは黒龍みたいな感じのやつなのかな??萬ルートやればわかるのかな?

操られたあきべとダリウスの対峙スチル、ダリウスの顔が好きすぎた。。。それはいいとして、ダリウスの所詮は片霧の息子か、からの僕もどうしたらいいのかわからないんです、の流れがめちゃめちゃすきだった。切ない。

有梓に話を戻して、梓たちが戦地に赴いて、有馬と会ったときのばさってSEが有馬が梓を抱きしめてるのかと思ってびっくりした(笑)
そこからはまたポンポン話が進んで気づいたら最終決戦終わってて、藤堂終了のお知らせで、気づいたら梓も現代に強制送還です!ってなってて全く追いつけなかった〜〜
最終決戦のまえ、萬と戦ったとき、有馬の戦闘開始台詞が「仲間と戦うことになるとはな。。」っていうので、萬をちゃんと仲間だと思ってるんだなあってのが伝わってしんどかった。懐に入れると甘くなる有馬一。
梓が飛ばされるときに、梓!って叫んでくれたのにじーんたきた。

またいうけど、有馬は現代EDは天地がひっくり返ってもないと思っていたから、現代EDでびっくりしました。梓の想いと有馬の気持ちに応えてあげた黒龍最高かよ。
神子の八葉の願いは一緒、っていう黒龍の言葉も最高だった。神子=梓で八葉=有馬、ってことなんだろうなあというのはわかってるんだけど、神子には千代も含まれていて、八葉には有馬以外の八葉全員ってことだったらやばいなと思って涙がとまらなかった。みんなが有馬と梓の幸せを願って、有馬と梓の志を継いで帝都守ってるんだと思ったら。。。なんで素敵な仲間たちだろう。。。これが有馬一の同志たちなんだよなあ。。。
思えば、有馬の出立のときのみんなからの言葉がすごくあたたかくて、6本編の5章(だったかな。。)を思い出した。有馬の一言で八葉が結束したんだよなあ。。。と思うと有馬一の人徳に泣いた。
そして今回も有梓の背中を押してくれてた人たちがいるわけで。。出立のときに梓が泣いて帰って来たときのダリウスの「がんばったね」って言葉が本当にすきだし、2周目のときの九段の「お守りは渡せたのか?」って言ってくれるところもすき。
ダリウスに至っては有馬探して東京駅に行ったときに「おめでとう、梓」って言ってたのもとてもすき。。。
有馬が現代に行けるようにと背中を押したのもダリウスとあきべなんだよね。
もーーほんとにこういう横のつながりが大好きなんだよなあ。
有馬はもう悔いは残ってないから来たって言ってたから、ちゃんと故郷にも帰って弟とかにも報告してから来たのかな?とか考えると、ここの空白の時間有馬が何してたかでダウンロードノベル作れると思う。お金払うから作って欲しい。

とりあえず、まとまりがなさすぎだし始め文句から始まったけど現代で有馬と梓が再会できたときは梓よかったねって泣いたし、ふたりで仲良く初詣に行ってるのみたらもうわーわー泣いてた。ありあず幸せになれよ。。。。お互いの幸せを一番に神様にお願い出来るありあずがだいすきだ。。。。。

6本編のありあずが好きすぎて、まだウッとなるけれど時間をかけて昇華していきたいです!!
とりあえず新曲ちゃんとききたいのではよアルバム!
(戻ってくるといいながら、迎えに来てもらったね有馬)
(と思ったけどちゃんと現代で梓の元に帰って来たね有馬)

 

【追記】

改めててらしーのキャストインタビューみて、「行ってくる」って言葉が重かったってあって、確かになあと思った。

つらいね〜〜。てか有馬戦地行ってしまうから他キャラルートのとき最終決戦のときいないの寂しすぎる。。。

AS 八木沢 珠玉ED 感想

 

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 ▽▽ 以下ネタバレです ▽▽

 

八木沢先輩珠玉から行きました〜〜!!!!!
一言で言うと、弱っている八木沢先輩をかなでが癒し、八木沢先輩の思う強い自分を取り戻せたって感じかな〜と思ったよ。

今回は落ち込み中が長かった印象。
でもやっぱりそれだけの出来事だからしょうがない。
私は、勝手にユキは自分の選択が正しかったと思うゆえに昔みんなでやってて楽しかったなあとか、過去を振り返る人ではないと、思っていたから(字面にするとすごい酷いやつなんだけど)、ユキもブラバン部に分裂する前の吹奏楽部を思い出して感傷に浸ったりするんだなって意外だった。あの頃とても楽しかったなって。でも、
「自分だけは、そういうふうに思っちゃいけない」って言った時、確かに自分の選択を間違ったとは思っていないけれど、でも、こうなってしまったことに責任は感じているんだなってそこで初めて感じて。

だからこそ登山してもそのことで気分が晴れない、と言っていたのがちょっぴり切なかった。1年前はもやもや、とも思っていなかったのだろうか。楽譜を見て思い出すまでそういうふうに思わなかったのかな、むしろ楽譜を見ないとそう思えないのかな?とも思ったけれど、後の流れを見たら、ユキはそういうふうに思ってしまう自分を押し殺してたのかもしれないなとも。
自分がした選択の結果だし、間違ったとも思っていない。弱音を吐いている場合じゃない、吹奏楽部の存続のため……ってがむしゃらに走っていたような気もする。大半が妄想ですが。

ライミングで事故って動けなくて、かなでが助けに行くイベントの長嶺がめちゃ好きです。
あの場面で長嶺にユキのことを話したかなではすごいなあ。それだけ余裕がなかったとも取れるけれど。でも長嶺の言葉でかなでは山に向かえたわけだし、たまには良いことするな長嶺。そのあとに言ってた八木沢とかなでは似た者同士(要約)みたいなのも好きだった。(これ妄想じゃないよね?自分の妄想と公式の狭間がよくわからなくなるときがある。笑)

そんでかなでに心のうちを打ち明けて、こんな弱音ばかりごめんなさいって言うところ。人間味があってすごく好きだった。そのあとのかなでの選択肢を「弱くたっていいんだ」ってしたときのユキ……… いままで1人で頑張ってきて愚痴だって弱音だって吐けない、そんなふうにして頑張ってきたからこそ、このかなでの言葉はユキの中で大きかったんだろうなあと思う。
その後から落ち込み中になって、あんまりふたりでいるのやめましょうみたいなメールが来たような気がするんだけど、他人の前では自分の思う、強い自分でいなきゃダメだって思ったらなのかなと思ったり。ましてや後輩で女子なんて1番見せたくないだろうな〜って、いくら弱音吐いていいよって言われたとしても、そこがユキのプライドでありエゴなんだろうな。てか、ユキって結局のところエゴの塊だよなあ…。

少し戻るけど下校イベントもなかなか刺さるものが来た。あれだけみると、微笑ましいなー。仲良しだなー。楽しそうだなー。って印象だけど、そのあとの愚痴ではないんですけど〜って木星の話とか昔の吹奏楽部の話を聞いてしまうとなかなか…。ああやってみんなでわいわいして楽しかったなって気持ちから余計センチメンタルになってしまったように感じました。うむむ。

そのあとは、かなでの優しさとかまあもろもろに触れて自分で自己解決していったなって印象です、あんまり覚えてないんだ……。
つまるところ、彼にとって過去を思い返すということは弱い自分になってしまう、ってことなんだろうな。
ということは、強い自分であるためにも、過去のことは昇華しないとってことなのだろうか…… うーん長嶺かわいそう(笑)

8/25の夜のイベント、めっちゃ好きなくだりがあって(新たみたいに待ち合わせをしたわけじゃないのに偶然庭で会っちゃったっていうシチュも好きなんだけど)、ユキがファイナルに向けて色々ちょっと弱気発言をして弱音をまた吐いてしまった、的なことを言ったあとに、肯定的な返しをしたとき(「嬉しい」ではなかったと思うんだけど…)の返しでから最後のところ。

そうですよね。あなたはこんなぼくの一面もとっくに知っていたのですよね。
あなたがいれば僕も強い自分を取り戻せる。
僕たちのこの夏を永遠にするために。

ここのセリフが本当にグッときてしまって思わずメモに残してしまった(笑)とっくに知っていたのですよね。って言い方も好きだし、ユキがかなでには弱い部分も見せてもいいんだって言ってるように思えて。でも、それを言ったことによって強い自分も取り戻せるわけであって。1人じゃ無理かもしれないけどかなでがいれば……そんなふうに思ってしまいました。
そんでこの夏を永遠にするために、っていうのがまた……吹奏楽部を存続させる=永遠ともとれるし、かなでとの恋=永遠とも取れて目頭が熱くなった(´;ω;`)
ていうか至誠館がファイナルの舞台で演奏できる現実に目頭があつくなった(今更)


ファイナルのモノローグ、かなでの音について、あたたかい優しい包まれるようだ、って言っていてユキにとってのかなでってそういう存在なんだなあってひしひし伝わってきた。
EDは、コンクールが終わってから言おうと思ってましたずっと好きでしたって感じで、ちゃんと一区切りつけてから告白するっていうのがよかったなあ。
かなでの選択肢で「ずっと待ってた」にしたときの、「そうでしたか……。お待たせしてすみません」っていうやりとりがめっちゃ好き!
モノローグもほのぼの、さわやかでした。

個人的には色々発見のお話でした。
東金からお前にとっての音楽とはなんだ?ってきかれてから、かなでがみんなに聞きに回るところで、ユキは「仲間と共有する夢かな」って言うんだけど、それをお前がいうか!(笑)と思うと同時に、ファイナルの舞台袖で言っていた、このメンバーで仲間でできる音楽をしよう!っていうくだりも思い出して、なんか、のたうちまわってしまった。この、言葉にならない感じ。難しいっすね。

 

ただ、八木沢雪広っていう子はたぶん、私が考えているよりシンプルな子なんだろうなって思いました。

▽ AS 新 逆注目ED 感想

 

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▽▽ 以下ネタバレです ▽▽

 

 

 

 

 

 

 


先に逆注目からやってみました!
う〜〜ん、面白かったし楽しかったし、とてもかわいかった………。

なんだか、こう、ムードメーカーなだけじゃないというか、いままでだっていろんな場面で空気読んでフォローのできる子だとは思っていたけど、しっかりしたすごくいい子なんだなあと思いながらやってました。
あと、彼の態度には彼なりの処世術があったのがびっくりだった。もやもやした気持ちとか悔しいとか、ムカついた気持ちとか、そういうのが嫌だから逆に楽しくしよう、明るくしようってしていたっていうの。
なんかそれ聞いたら3軸で地方大会のあとのことを思うとほんとやるせない気持ちになる。

ざっくりと、清麗が得意なピュアで真っ直ぐなかなでに惹かれて、感化されて、新が変わっていく。っていうような感じなんだけど、もうね〜ピュアなかなでちゃんにハマってく過程が可愛くて。本気と書いてマジになっていく後輩ちゃん可愛い。そして、かなでの真っ直ぐなところをかっこいいって憧れるところも可愛い。可愛いだけじゃない、小日向かなでっていう人間に惹かれたんだなあっていうのが伝わってきてすごく良かった。
よく考えてみれば、冒頭でかなでだって新の音に影響を受けてるんだよなあ。なんて素敵なんだろうか……(´;ω;`)

いつかブラバン部と吹奏楽部をまたひとつにしたい、というのも新だから出来ることだなって思いました。
確かに、新やブラバン部の1年生にとっては先輩たちが起こした色々なのであって当事者じゃないんだよね。だからこそ言えることだし、思えること。でもそれって、かなでがひたすらまでに真っ直ぐに吹奏楽部のことを思って行動していたから、新は感化されたわけで、かなでがいなかったら思わなかったかもしれないことなんだ……。書いてて思ったけどなんてこの2人の関係は素敵なんだろうか。改めて良さを実感した。

最後の方のイベント、遊園地のくだりの破壊さたるや………好きなところは?全部です♡のくだりも可愛かったし、詳しく教えてって言われた時にピュアなところっていうのを1番にもってくるところもたまらなかった。ほんと、かなでのピュアなところすきなんだなって(笑)
かなでが新のすきなところを言ってくれと求められた時の、選択肢で「すきなところを言う」にしたときの反応も可愛かった。何を言うわけでもなく、ただ、「先輩…」って言いながら赤面してるところがほんとに好きなんだなあって、ハッピーが伝わってきて良かった。
でこちゅーしたとき、「俺が何企んでるかくらい予想つくじゃないですか」といいつつ何も疑わず信じちゃうかなでが可愛いんだなあ好きなんだなあって伝わってきて、なんだろ〜〜ほんとみてるこっちがハッピーでした。ありがとうございます。

8/25の夜のイベント、庭で逢い引きしちゃうところも可愛い。寮の中だと何処にいても誰かしらいるから〜っていうのがわいわいしてるリンデンホールを思わせていてホッとしたなあ。庭にいても誰かしら見てそうだけど(笑)

そしてファイナル。
かなでがMF使ったときのモノローグ、俺の大好きな先輩の音だ、っていう言葉がグッときた。
大会曲には「歌うように」をセットしてたんだけど、アンサンブル練習のときに、「また歌うように弾いてる。俺が好きって言ったから?」って言ってくれてたからそれと重なってめっちゃ好きだったな〜……。

ファイナル後、優勝してホールの外に出たら他の生徒たちが応援に来ててありがとうって言うくだりの部分、長嶺のときと違って(もしやランダム?)新も涙ぐんでたのが衝撃でした。なんか、勝手にだけど新は絶対に泣かないなっていうのがあって。でも、あれだけ辛い環境で吹奏楽部に味方する生徒も少なくって、それでも頑張って頑張ってみんなで勝ち取った優勝の場に、みんながおめでとう!って来てくれたら、そりゃ泣くわな……。

んで、告白〜ED。
告白、なんかグッときました。本気で書いてマジ!(笑)
正直EDのほうが印象強くてあんまり覚えてないんだけども……。告白するのにめっちゃ緊張した〜っていうのは可愛かった。あと、先輩も同じ気持ちってことですよね?それなら好きって言ってくれませんか?っていうのも。
あ、そうそう、あとあれだー。「俺は欲張りだから、優勝だけじゃ物足りないんですよね〜」ってやつだ。すごい好きだった。どちらかを選ぶなんて欲張りな俺だから無理さ!(違う)

EDは、なんかなんかなんか、なんか、うまく言葉にできずもともとない語彙力がもっとなくなるんだけど好きだった!
初めからなにも疑わなくて、全部信じて、真っ直ぐで、純粋無垢な先輩に惹かれたんですよ。
みたいなくだりがめっちゃ好きだった。別に嘘をついてるわけではないし、悪いことをしているわけではないんだけど、新の「もやもやしたり嫌な気持ちが面倒だから、わざと明るい態度をとる(嘘をつく)」っていう今までの生き方と逆というか。まさに逆注目っていうか。ほんとライターさん素晴らしい。それで、それに感化されてまた新も変わっていくってところが……(何度でもいう)
そんなふうにかなでに惹かれたからこそ、新の「好き」「愛してる」はグッときたなあ……。普段ならたかだか10代でなに言ってるんだって心の片隅で思ってしまうんですけれど(笑) 今回は全く思わなかった。逆にすごく好きでした。

新は3の話もわりと好きで、あの話はひと夏の恋で終わりにできなかったっていうのとED後の遠距離恋愛っていうところが良さだと思っているので、同じ学校に先輩後輩同士でいたらどうなるんだろう?と楽しみだったから、すごく楽しめました!
今度は週末だけじゃなく、いつでもかなでと居られるね。よかったよかった(^^)

あなたと居ればどこだって天国!

 

▽ AS 長嶺 珠玉ED 感想

コルステ観に行く前にとりあえずやらなければ!と思って、2年間放置していた至誠館を1周終わらせました……。
やれば出来る自分。というわけで感想を。まだコルステを見ていないうちに書きました。(途中からは観劇後に書いてます)

 

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▽▽ 以下ネタバレです ▽▽

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もうネタバレ見てたし話の展開はわかってたんだけど、それでもファイナルのイベントは泣いた……。

恋愛面、人間面、どちらにおいても長嶺は自分を特別だと思ってくれる誰かが欲しかったのかなぁと思った。だから、かなでが自分の中で大きくなるに従って、かなでも自分のことを特別だと思ってると知った時に「好き」に変わったのかなぁと。
長嶺がかなでのことを、誰にでも愛想を振りまいて人たらしで……って言うたびに八木沢と重ねてるなぁって思った。

話が進むにつれて、長嶺は長嶺なりにいまの吹奏楽部を(潰すと言っているとはいえ)見続けていたし、なんとなくかなでが居なくても解決できることなのでは?と思ったけど、ファイナルのハルの「彼女が木星という曲でふたつの部活を繋ぎ止めていたんだ」ってのを聞いた時に、かなでが木星を選んだから、選んだからこそ、伊織のことがなかったにしろ、長嶺はきっと大会には観に来ていたし、至誠館の優勝を見届けてくれてはいたんだろうなと思った。ひねくれ者で、律儀な彼だからこそ、どんなに口では潰すだとかもう関係ないと吐いていたってあのメンバーの吹奏楽部のラストステージは見届けてくれてたと思う。

その曲は木星?のイベントから、なんでそんな曲持ってくるんだ喧嘩売ってるのか?って言うくせに、毎回木星で練習付き合ってくれるし、曲の解説もしてくれるところに、やつの面倒見の良さがにじみ出てて笑った。いまいち敵役になりきれてないところが良かったなあ。

八木沢先輩との関係だけど、この人は本当にどこまでもユキのことが好きなんだなあ〜って(笑)
ユキのことも好きだし、至誠館吹奏楽部が大好きなんだなって。
そうでなきゃユキのあんな今更な虫のいいお願いなんて聞かないよね…… どちらかというと八木沢党の私でさえそう思ってしまった。あのときは簡単に切り捨てたくせに(長嶺側から見て)。だからこそ、「(代奏は)君じゃなきゃダメなんだ」って言われた後の「その言葉、1年前に聞きたかったよ」って一言がすごく重かった。でもそれを言ったことで、彼の中で少しは過去が軽くなったんだろうなって思う。そうでなきゃ、高らかな音で演奏なんて出来ないよね。
長嶺の性格からして、あの時のメンバーでなきゃ意味がないんだって言いそうな気もするけど、全国優勝がかかってるわけだし代奏しなければ不戦勝で至誠館の名前がそれに残ってしまうわけだから、仕方ないかとも思ったり。

長嶺がブラバン部を作ったのも、吹奏楽部を大切に思ってるからっていうのが理由なら、もうふたつの部活の垣根なんてほぼなくなってるんじゃないかなって思った。
さすがにすぐは無理だとしても、江波あたりが折れれば来年にでも……うーん、でも新が焦っちゃダメですよって言ってたからやっぱり新の代あたりでかな。またきっとお互いの部活がひとつになって、演奏できる日が来るんじゃないかなあと思いました。

あとは、なんだかんだでみんな、あんだけの仕打ちをされても長嶺のことをいいやつだって思ってるあたりに、たとえ何があったって過去にあった、例えば伊織だったら長嶺に演奏を見てもらっていたことだとか、狩野先輩だったら練習していた姿や彼の演奏のことだとか、そういうことのほうが印象に残ってるんだろうなあ。
伊織に長嶺が、「(今まで練習してきたのに)悪いな、伊織。」みたいなことを言うんだけど、伊織は長嶺先輩との合奏(長嶺先輩とのホルン?だったかな」聴きたかったっていうのがほんとーに好きで。この夏ここまで頑張ってきてファイナルの出場権を勝ち取ったのは伊織なのに、絶対絶対あの場所で演奏したかったはずなのに、そんなふうに返せるのは本当に長嶺の音が好きだからなんだろうなあって(;_;)
狩野先輩も、1年前より上達してるんだから長嶺と同じステージに立って演奏してみたいって言ってたけど、それも、きっと自分は初心者で頑張ってて、でもレギュラーメンバーにはなれなくて、その立場から見ていたレギュラーメンバーが憧れだったんだろうな、だからこそそんな言葉が出てくるんだろうなって。でもやっぱり長嶺は上手いよ、って言えるところも狩野先輩らしい。
新だって結局のところ、長嶺の本質を見抜いていたし。
なんだ、長嶺だって愛されてるじゃんね(笑)

まあ、そんな感じで色々と思いました。
思ったよりもめんどくさくて拗らせてたけど、まあそれもしょうがない、八木沢雪広という存在がいる限り仕方のないことなんだよね(笑)
恋愛面においては、うーーーん、余裕のない年上って印象でした。お母さん同士公認の仲になるだろうし。良かったね!!

やっぱり感想の大半は八木沢先輩との関係になってしまうのでした。コルステの長嶺のほうが個人的には色々と思ったことがあったので、そのうち書きたい(ほぼTwitterに吐いたけど)

いつか、今度は部活とか至誠館とか、音楽の高みとか、そんなことは関係なく、かなでと木星を合わせたときみたいな、この人と音を重ねてとても楽しいって音楽を、八木沢先輩ともう一度重ねられるといいね。


▽▽ 追記 ▽▽
8/25の夜に長嶺を選ばなかった場合のファイナルの流れを見たんだけど、選ばないと他のブラバン部は応援に来てくれるのに長嶺は来てくれないんだね……。
最初にみたときはちょっと悲しかったけど、改めて考えてみるとたまらん。

かなでとの木星がなければ、来ないんだよね。彼は。
だって、それがなければ長嶺はブレないんだから。

「行かない」という選択肢が長嶺の信念の表れなんだと思った。あと、ブラバン部(しかも江波)は自分たちの意思で吹奏楽部のファイナルを見届けに来たわけじゃん。きっと長嶺にも行ってたと思う。でも、一緒に行かないで一人仙台に残ってる。
そして、ブラスバンド部員にはそれぞれの意思を優先させてるわけで。
もともと仲良しごっこしてたわけじゃないし、長嶺が全て!って感じで回ってたわけではないんだけど、そうなんだけど、勝手な印象としてそうやって部員の意思を尊重してるところとか、やっぱりみんなから慕われるところのひとつなんだろうなって思う。
(まあ、ブラバン部を立ちあげたときにだって吹奏楽部とどちらを選ぶかは、それぞれにゆだねてるんだと思うんだけど……)
ブラバン部(特に江波)が自主的に応援に来てくれたって言うのが個人的にはすごく衝撃的だったのです。
朝、寮の前でエールを送られるときも、江波は火積のこの夏の頑張りを知ってくれてた。大好きな八木沢先輩と、大好きな長嶺先輩と八木沢先輩の合奏が聞けなくなった原因の一部を作ったのは火積なのに。憎くて仕方ない相手なのに、その相手の頑張りを見ていてくれたんだなって。火積のことを見ていたかは分からないけど、音からもそれはわかること。学校や公園から聞こえてくる火積の音でそう思ったのかもしれない。音楽って、音楽をやっている者同士っていうのは本当に素敵(ここまでだいたい妄想です)
阿藤も目時も、ファイナルの演奏が終わった時、賞賛の言葉を送っていたし、やっぱりこの二人もどこかではユキと演奏したかったのかなってちょっと思った。去年のレギュラーメンバー。阿藤のセリフが胸打ちました。ユキの実力を認めているんだよね。

からの、祝賀会一連の中での長嶺の言葉。
「認めざるを得ないな、お前たちの信念の強さを。」という言葉。
長嶺はもうとっくに、吹奏楽部を認めていたのかも、なんて。
長嶺が吹奏楽部を潰そうと色々していたのも、いやがらせをしていたのも、それを乗り越えてもなお絶対に折れず、自分の信念を貫いて奇跡をやってのける吹奏楽部(八木沢)が見たかったからなのかなと。
あの時の選択を間違ってなかった、と心のどこかでは八木沢に言ってほしくなかったのかなって。八木沢自身があの選択を間違ってしまったと、後悔してしまったら、それこそふざけるなって感じだし、八木沢の選択もそうだけど、長嶺自身の気持ちや選択も間違ってなかったと思いたいがための一連のことだったのかなあ……。とか。本当のところはだれもわからないけれど、妄想が尽きません。

長嶺は、きっとこの先ユキを許すことはないと思うし、ていうかもはや許す許さないの問題ではないと思うんだけど、少しでもユキのことを親友としてみていた頃の気持ちでまた接することが出来る日が来るならいいなって思います。
火原先輩の言葉ではないけれど、仲間同士衝突してもまた手を取り合えるように……。
もちろん、ブラバン部と吹奏楽部も!
なんていうか、言いたいことは珠玉EDの感想と同じように、音楽の高みだとか至誠館だとか、そういうしがらみは全部とっぱらって、ただシンプルに、この人と音を重ねてとても楽しいって音楽を、大好きな八木沢先輩ともう一度重ねられるといいな。

おわり。